MENU

同棲の衣替えで収納が足りないとき|使う場所・手放す物・作業の分担

開いたクローゼットの前で冬物の衣類と収納箱を仕分ける恋人たち

衣替えのたびにクローゼットがパンパン。「そっちの服、多くない?」の一言で空気が悪くなるなら、問題は枚数だけではないかもしれません。毎朝取り出す服が奥にある、季節外の上着が一番便利な場所を占めている、共有の棚なのに片方が使えない。服を減らす話と置き場所を決める話を分けると、相手の持ち物を勝手に裁かずに片付けを進められます。

目次

まず、どこが使えずに困っているかを一つ選ぶ

「服が多すぎる」と話を始める前に、引き出しが閉まらない、今着る上着を掛けられない、箱で床が使えないなど、困る場所と動作を示します。持っている枚数だけでなく、今の置き方を変えれば使える場所があるかを見てみましょう。

「出勤前に上着を取り出しにくいので、手前の掛ける場所を使いたいです。今着る服と季節外の服の置き方を、一緒に見直せますか?」

二人で使う収納は、横幅を半分にする方法だけではありません。棚の高さや服の長さ、使う頻度も考え、掛ける場所と畳む場所をそれぞれ使える形へ分けます。一方だけが手を伸ばしにくい場所へ追いやられていないかも確かめてください。

服の行き先は、本人が選んでから決める

分ける物置き場所の考え方本人が確認すること
今の季節によく着る服普段の支度で取り出せる場所へ取り出し、戻す動作ができるか
季節外でも残す服毎日使う範囲と分けて保管衣類に合う手入れとしまい方
仕事・式典などで使う服使う場面ごとにまとまりを作る必要なときに探せるか
まだ迷う服保留と分かる場所へ分ける残す理由と次に見直す機会

着ていない服があっても、もう不要とは限りません。「今の生活で使う予定があるか」「思い出として残したいか」「手入れして着たいか」は持ち主が判断します。相手が留守の間に、処分する袋へまとめないようにしましょう。

迷う服は、その場ですべて結論を出さず保留にできます。ただし、共用の床へ置き続けるのが難しいなら、処分するかどうかと別に、当面の置き場所を相談してください。見直す日を決めても、本人の返事なしに手放してよい期限にはしません。

衣替えで服を今着る物・季節外・仕事や式典・保留中の四つに分ける図

作業は一段・一種類から始め、今日戻す場所を残す

二人分の衣類を全部出す前に、使える時間と広げる場所を確認します。今日は自分の引き出し一段、次は共用の掛ける場所というように、終えられる単位を選べます。作業中も寝る場所や通り道を使えるよう、仮置きする範囲を決めましょう。

「今日は自分のニットだけを見直します。共用棚は日曜に一緒に動かしたいです。今夜は出した服をここまで戻して終わります」

しまう前の手入れは、衣類の洗濯表示や使う製品の案内で確認します。本人が自分で扱いたい服なら、手伝う人は選別や洗濯まで引き受けず、空のケースを運ぶなど頼まれた範囲にします。

畳み方に希望がある場合も、「この幅で畳んでほしい」「この服は自分で掛けたい」と対象を示せます。説明しながら相手の分まで全部整える負担が残るなら、個人の服は各自で戻す形へ変えましょう。

個人の選別と、共用の作業は別に分担する

例えば「右半分が私、左半分があなた」と横幅を同じにするより、丈の長い服の下は空ける、畳める服は引き出しへ、毎朝使うハンガーは取りやすい位置へ、と取り出す回数と服の形で場所を見直す手もあります。割り当てが偏っていないかは、一週間使ってみてから決め直せます。

残す服を選ぶのは各自でも、棚の中を拭く、共用品を移す、収納ケースを戻すといった作業は残ります。気づいた人が最後まで担当する前提にせず、今回誰がどこまで進めるかを決めてください。

「自分の服はそれぞれ選びましょう。棚を空けた後の掃除は私がするので、空のケースを元へ戻すところをお願いできますか?」

衣替えの日が合わないなら、個人の服は別の日に進め、共用棚を動かす日時だけ合わせられます。先に終わった人は、終えた場所と残している場所を知らせ、相手が勝手に移してよいと受け取らないようにします。

売る・譲る・捨てる物が決まった後の手続きも作業です。持ち主が希望する方法の条件を確認し、出品や持ち込み、回収へ出す担当まで相談します。手放すと決めた服と保留の服を、同じ袋へ入れないようにしましょう。

収納用品は、入れる物と開ける動作が決まってから選ぶ

新しい箱を買う前に、今あるケースの中身と置き場所を見直します。手持ちで試し、何がどこへ入ると支度しやすいかを確かめてから、足りない物だけを検討できます。

買う前に確認したいのは、次の点です。

  • ケースの外寸と内寸が、置く場所と入れる物に合うか
  • 蓋や引き出しを開ける空間が確保できるか
  • 持ち上げて取り出す必要があるか、重さに無理がないか
  • 耐荷重や積み重ねの条件を製品案内で確認したか

採寸するのは置く場所だけではありません。耐荷重や積み重ねの条件は製品ごとに確認し、積めそうという見た目だけで使い方を広げないでください。

圧縮袋や防虫用品などを使う場合も、すべての衣類に同じ方法が合うとは決めず、対象となる衣類と製品の使用条件を確認します。収納を増やすことで、別の通路や相手の場所を狭めていないかも見直しましょう。

購入費を誰が出すか、個人用か共用かも注文前にそろえます。買った後に相手の服を移すなら、その作業への了解を別に確認してください。

終わりの確認は、減らした枚数より使いやすさで行う

片付けが終わったら、今着る服が取れるか、引き出しが開くか、床に出した物を戻せたかを見ます。減らした枚数を競うより、最初に困っていた動作へ戻って確認しましょう。

「上着は取りやすくなりました。保留の箱はここへ置き、次の衣替えで自分の分を見直します。そちらの服も無理なく出せるか確認してもらえますか?」

新しい置き方が合わなければ、一部だけ戻して構いません。普段の支度で使ってみて、戻す場所が分からない、片方だけが毎回ケースを運ぶなどの負担があれば、その部分を変えます。

終わりに、決めた置き場所と保留の見直し時期を短くメモに残しておくと、次の衣替えで「前回どう決めたか」から始められます。メモは二人が見られる場所に置き、途中で置き方を変えたらその都度直します。記録があると、季節が戻るたびに同じ相談を繰り返さずに済みます。

一度の衣替えで理想の収納を完成させようとせず、今回は一か所を二人とも使える状態にするところから始めてみてください。本人が残したい服と、共同生活で必要な場所を両方見ながら、次の季節に向けて調整できます。

「相手の服が多い」と感じる側が、言い方で気をつけたいこと

収納が足りないと感じている側ほど、「まず服を減らして」と口にしがちです。しかし減らすかどうかを決めるのは持ち主であり、減らすことを前提に話し始めると、置き場所の相談まで進みにくくなります。

  • 困っているのは「枚数」ではなく「取り出しにくさ」だと、動作で伝える
  • 自分の服の置き方も見直す対象に入れ、相手だけに変更を求めない
  • 保留の服について、置き場所は相談しても、処分の期限は一方的に付けない
  • 作業を手伝うときは、頼まれた範囲(運ぶ、拭く、戻す)に留める

逆に、服が多い自覚がある側は、共用の場所をどれだけ使っているかを一度一緒に見てみると、相手の困り事が具体的に分かります。床や共用棚に出しっぱなしの物があるなら、枚数を減らす前に置き場所を決めるだけでも、暮らしの不便は下がります。

二人とも「自分の場所は正当、相手の場所が広すぎる」と感じていることもあります。その場合は横幅の取り合いではなく、縦の空間や扉裏など、今使っていない場所がないかを一緒に探すところから始めると、分け方の選択肢が増えます。

季節外の服を家の中に置ききれないとき

見直しても家の中に収まらない場合は、置き場所を家の中だけで完結させない選択肢もあります。実家に預ける、季節ごとに送り合うなど、持ち主の事情に合う方法を本人が選びます。預ける場合は、次に必要になる時期と取り寄せる手段を先に確認し、「置いたまま忘れる」状態にしないようにします。

外部の保管サービスを使うかどうかも、料金や出し入れの条件を公式案内で確認してから、持ち主が判断します。二人で使う共用の物(来客用の布団など)は、費用を分けるのかも含めて相談します。どの方法でも、相手の服を本人の了解なく家の外へ出すことはしません。

あわせて読みたい

PR

趣味の小物や共用品の収納におすすめ。

山崎実業 tower 蓋付き収納ボックスワゴンL

楽天市場で見る

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次