「かわいいですね」「素敵ですね」ばかりだと、誰にでも同じ言葉を送っているように見えそう。かといって、まだ会っていない相手の性格を褒めるのも不自然ですよね。
マッチングアプリで好印象な褒め方は、相手がプロフィールに書いたこと、会話で話したこと、実際にしてくれたことに具体的に触れること。会う前・初デート・帰宅後の場面別に、そのまま言い換えられる例文を紹介します。
褒める材料は「選んだもの・話した内容・してくれたこと」
まだ知らない相手の長所を言い当てようとするより、プロフィールで紹介している作品、楽しそうに話したこと、実際に助けてもらったことを材料にしてみましょう。
| 材料 | 見つける場面 | 伝え方の例 |
|---|---|---|
| 本人の選択 | 好きな作品やその日の装い | そのマフラーの配色、きれいですね |
| 話した内容 | 趣味を始めた理由や楽しみ方 | 工夫しながら育てている話が面白かったです |
| 具体的な配慮 | 道案内や日程調整 | 候補日をまとめてくれて、予定を選べました |

「料理が好きだから家庭的」「運動するから自己管理が完璧」というように、材料から人物像へ広げないことが大切です。目の前の話題を褒める形にすれば、関心を持った理由は立派な言葉を探さなくても伝わります。
会う前のメッセージは、趣味への関心を入口にする
写真に写る容姿だけでなく、紹介文にある楽しみ方や選び方へ目を向けます。例えば植物が好きな人なら、飾り方や育てている種類を話題にできます。
「窓辺に飾っている植物、並べ方が素敵ですね。私は小さな鉢から始めてみたいのですが、最初に育てたのは何でしたか?」
褒める一文の後に質問を続けると、相手は返事を書きやすくなります。詳しい知識がないときも、興味を持った点と自分の状況を伝えれば会話にできます。相手が何年も続けていることを初めて知ったら、「長く続けているんですね。今も楽しみにしているのはどんなところですか」と、本人の言葉を聞いてみましょう。
プロフィールに材料が少ないなら、無理に褒める一文を作らず、挨拶と話したいことから始めます。会ったことも話したこともない段階で「絶対に優しい人」「理想そのもの」と伝えるより、やり取りで知ったことを増やしてから言葉にできます。外見について触れる場合も、体の部位を細かく評価する言い方は避け、髪型や装いの選択など、本人が選んだ部分に絞る方が安全です。
プロフィール写真が風景や物の写真の場合も、材料は見つけられます。旅先の写真なら「山の写真、空の色がきれいですね。登るのは大変でしたか?」、手作りの物の写真なら「細かいところまで作られていて、見ていて楽しかったです。作るのにどのくらいかかるんですか?」という具合です。写っている物そのものへの感想と、その背景を聞く質問を組にすると、容姿の評価を避けながら関心を伝えられます。本人の顔写真しかない場合も、背景に写る場所や持ち物など、本人が選んだ要素に目を向けると無理がありません。
初デートでは、服装・会話・気遣いを短く伝える
待ち合わせで装いが目に留まったら
「そのジャケット、形がきれいですね」と短く伝え、挨拶や移動の話へ進めます。値段やブランドまで一度に尋ねる必要はありません。身体を細かく眺めた評価より、本人が選んだ装いを話題にしましょう。
会話の途中では、面白かった部分を示す
「旅行の話、地図を見せてもらって行ってみたくなりました。市場を歩いたところが特に楽しそうでした」
「話がうまい」と評価するだけではなく、どの話を楽しんで聞いていたかが伝わります。具体的な場面を一つ挙げるのがコツです。
気遣いを受けたら、お礼と一緒に
「苦手な食べ物を先に聞いてくれてありがとうございます。メニューを選ぶときに助かりました」
感謝と褒め言葉を無理に分けなくても大丈夫です。してくれたことへのお礼を伝え、次は自分も店を探すなど、やり取りを続けていきましょう。
大げさ・上から目線・比較になる言葉を言い換える
| 言い方 | 引っかかる点 | 言い換え例 |
|---|---|---|
| 意外とちゃんとしているんですね | 以前は低く見ていたような前提が入る | 予定を整理して送ってくれて助かりました |
| 今まで会った人で一番いいです | 他の相手との順位づけになる | 今日一緒に話せてうれしかったです |
| 若いのにしっかりしていますね | 年齢を基準に相手を評価している | その決め方、理由が分かって参考になりました |
| もっと笑った方がかわいいです | 褒め言葉に相手への指示が混ざる | 笑って話しているのを見て、私も楽しくなりました |
| 写真より実物の方がいいですね | 写真を低く評価する前提が入る | お会いできてうれしいです。その服の色、似合っていますね |
言い換えるときは、表現を丁寧にするだけでなく、伝えたい内容へ戻ります。「意外」「一番」「〜した方が」を外して、自分がうれしかったことや興味を持ったことだけを残してみてください。
褒めた後は、返事を受けて話題を続ける
相手が「ありがとう」と返したら、「その色は普段から好きなんですか」など、話しているもの自体へ戻れます。一度受け取ってもらえた褒め言葉を、さらに強い表現で繰り返す必要はありません。
「そんなことないです」と返されたら、「私はその話を聞いて、そう感じました」と自分の感想として受け止め、「次はどこに行ってみたいですか」と話題を進められます。相手に長所を認めさせるための説得にはしないでください。
返事が短い、話題を変えた、といった場合は新しい話題に合わせます。すぐに褒め返されるかどうかを好意の判定に使わず、その後も双方が会話を続けたいか、次に会う意思があるかを別に確かめましょう。褒める回数を目標にするより、自分が相手の何に関心を持ったかを伝えることを意識すると、言葉は無理なく出てきます。言葉にしたい点が見つからない日は、普通の挨拶やお礼だけでも会話は続けられます。
褒める頻度は「会話の流れ」で決める
褒め言葉は、メッセージごとに一回入れなければならないノルマではありません。同じ日に何度も重ねると、一つひとつの言葉が軽くなり、相手も返事に困ります。目安は、話題が変わる節目や、相手の話で実際に印象に残った場面があったときです。
逆に、せっかく印象に残った点があっても、その場で言いそびれることはあります。その場合は帰宅後のメッセージで「そういえば、〇〇の話が面白かったです」と後から伝えられます。タイミングを逃したことを理由に、翌日以降へ何度も持ち越して連投する必要はありません。一つの話題につき一回伝えれば、それで届いています。
帰宅後は「今日の一場面」と、次に会いたい希望を分けて書く
お礼のメッセージには、楽しかった内容を一つ入れます。次に会いたいときは、その希望を褒め言葉と分けて書くと、誘いたいことが明確になります。
「今日はありがとうございました。陶芸を始めた話が印象に残りました。私も体験してみたくなったので、よかったら今度は展示を見ながらお話ししませんか?」
実際に話していないことや、行くつもりのない予定は足しません。まだ次の気持ちが決まっていないなら、「今日はお時間を作ってくださり、ありがとうございました」とお礼に留められます。帰宅後のメッセージでも、印象に残った場面を具体的に書くことが、そのまま自然な褒め言葉になります。
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